SUPの漕ぎ方は大きく分けて4種類あります。それぞれの漕ぎ方によって、特徴や魅力が異なります。ここでは、それぞれの漕ぎ方と魅力を解説します!
腕だけで漕ぐ方法もある
4種類の漕ぎ方を解説する前に、腕を使った漕ぎ方を紹介させていただきます。
この漕ぎ方は、主に腕・肩・背中を使います。
風が強くて立てない時、下半身の疲労を回復させたい時、パドルが流されたり破損した時などに有効な漕ぎ方で、「プローン・パドルボーディング」と言います。一部のSUPレースでは、プローンパドリング部門が設けられていることもあります。
この漕ぎ方は、休憩したいときや風が強いとき、パドルが流されたり破損した時に役立つので、漕ぎ方のバリエーションとして覚えておくと便利です!
立って漕ぐ


足を肩幅程度に開き、軽く膝を曲げ、ボードの中心に立って漕ぐ。
立って漕ぐ魅力は、高い位置から水面を見渡せるので、景色を楽しめたりアトラクション効果を楽しめたりすること。水の上を自由に移動する感覚を味わえること。体幹の他に、全身の筋力アップやシェイプアップにもなることです。
座って漕ぐ


あぐらや正座または両足を伸ばして座り、パドルを短く持ち、ボードの中心に座って漕ぐ。
座って漕ぐ魅力は、バランスを崩しにくく落水のリスクが低いため、初心者でもゆったりとSUPを楽しめること。重心が低く、風の抵抗を受けにくいため、風が強い日や波がある日でも安定しやすいことです。
膝立ちで漕ぐ

膝を肩幅に開き、パドルを短めに持ち、ボードの中心に膝を置いて漕ぐ。
※ パドルを持つ位置は、人によって異なります。
膝立ちで漕ぐ魅力は、座って漕ぐよりも視界がよく景色を楽しめること。スピードを感じやすくなること。座って漕ぐことに慣れた初心者が、スムーズに移行できる。立ち漕ぎよりも重心が低いため、安定感と風に強い。
ボードの上で腹ばいになって漕ぐ
うつ伏せになりボードの上に乗り、パドリングのように腕を水中に入れて動かして漕ぐ。
腹這いになって漕ぐ魅力は、波打ち際でサーフィンやボードのようにして遊んだりできること。他にも、最も重心が低く波や風の影響が少ないこと。パドルが破損したり流されたりした場合にも使える漕ぎ方なので、遊びの中で習得しておくと便利です。
まとめ
今回紹介した4種類の漕ぎ方は、それぞれにメリット・デメリットがあるので、状況に応じて使い分けられるようにしておくのが理想です!
初心者の方は、「座って漕ぐ → 膝立ちで漕ぐ → 立って漕ぐ」という流れでSUPに慣れて行くため、自然の流れで漕ぎ方を身につけることができます。
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