【SUPの基礎知識】SUPとサーフィンは何が違う?SUPとサーフィンの大きな違いを解説!

サーフィンと何が違う? SUPの基礎知識
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SUPとサーフィンは、どちらもボードを使用して行うウォータースポーツですが、いくつかの大きな違いがあります。

ここでは、SUPとサーフィンの違いについて解説させていただきます。

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SUPとサーフィンの違い

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使用するボードが違う

SUP

・サーフボードよりも大きくて幅が広い
・浮力が高い
・初心者でもバランスを取りやすい


サーフィン

・SUPよりも小さくて薄い
・浮力が少なく
・波に乗るためにバランス感覚と相応の筋力などが必要




乗り方が違う

SUP

基本的にボードの上に立って、パドルで水を漕ぎながら進む。


サーフィン

ボードの上にうつ伏せになり、手で漕ぎ、波に乗るタイミングで立ち上がる。




必要な自然条件が違う

SUP

・湖
・川
・海
・ダム湖

SUPは、穏やかな水面、ある程度の波のある場所、流れの早い川など
様々な条件下で楽しむことができる


サーフィン

・波のある海

サーフィンは、波のある場所に限定される




難易度が違う

SUP

・初心者でも楽しめる


サーフィン

・習得に時間がかかる




楽しめるシーンの数が違う

SUP

・クルージング
・SUPヨガ
・SUPサーフィン
・SUPフィッシング
・SUPレース
・DOG SUP

SUPは、楽しめるシーンが多い


サーフィン

・波に乗る

サーフィンは、ショートボード、ロングボード、ミッドレングスなど波に乗るスタイルは異なるが、基本的にスピード感やスリルを楽しむ。







ボードの構造の違い

SUPとサーフィンのボードは形や構造が異なり、それぞれのスポーツに適した特徴を持っています。ここでは、ボードの構造の違いを解説します。

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大きさの違い

【SUPボード】【サーフボード】
長さ8〜14ft5〜7.5ft
25〜34inch17〜22inch
厚さ10〜15cm5〜7cm
浮力高い低い

※ 1ft(フィート) : 30.48cm / 14ftだと約4m26cm
1inch(インチ) : 2.54cm / 25inchだと約63.5cm

SUPボードは大きく安定感があり、サーフボードは波に乗るために最適な設計になっています。




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構造の違い

【SUPボード】【サーフボード】
中核EPSフォーム
or
空気
ポリウレタンフォーム
or
EPSフォーム
外装ファイバーグラスやエポキシ樹脂
or
PVC素材
ファイバーグラス+ポリエステル樹脂
or
エポキシ樹脂
滑り止め柔らかいパットワックスを塗る
フィン1枚または3枚1〜3枚

※ EPSフォーム : 発泡スチロール系
※ SUPボードは、インフレータブルボードとハードボードを記載

SUPボードは浮力と安定性を重視し、サーフボードは波に乗る性能を重視している。







服装の違い

SUPとサーフィンでは、服装や装備が少し異なります。ここでは、それぞれの服装の違いを解説します!

服装の違い(一例)

【SUPの服装】【サーフィンの服装】
基本季節に合わせた自由な服装ウェットスーツ
ラッシュガード
Tシャツ
ランニング
ハーフパンツ
サーフパンツ
ラッシュガード
サーフパンツ
or
薄手のウェットスーツ
春・秋ラッシュガード
ロングTシャツ
ジャンバー
ハーフパンツ
サーフパンツ
タイツ
ウェットスーツ
ドライスーツ
ウェットスーツ
ブーツ
キャップ
グローブ
フルスーツ
ブーツ
キャップ
グローブ

※ 北海道と沖縄では、服装が大きく異なります。

SUPは、ボードの上にいることがほとんどなので、快適な服装が好まれます。怪我や日焼け防止のため、一年を通して長袖のラッシュガードやキャップ、サングラスを着用する人も多く見られます。

ちなみに、ビキニ姿でSUPを楽しむ写真をよく見かけますが、多くの場合、旅行先での特別なSUP体験のひとときなのかと思います。

サーフィンは、大半が水の中に浸かっているので、体温を守るためにウェットスーツやラッシュガードが必要となります。







ルールとマナーの違い

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SUPとサーフィンはどちらも水の上で楽しむウォータースポーツですが、ルールやマナーには違いがあります。ここでは、SUPとサーフィンのルールとマナーの違いについて解説します!

【SUP】【サーフィン】
他の人との距離広めに取る
泳いでいる人には要注意!
一定の間隔を保つ
場所湖・海・川など
(禁止エリアには注意)
波のある海
優先順位明確に決まっていない
(右側通行が一般的)
一つの波に一人
(横入りはNG)
混雑時の対応混んでいるエリアを避ける順番を守る
その他の注意事項他の人との衝突に注意
水しぶきなどに気をつける
ボードを手放さない

SUPとサーフィンのルールとマナーには、大きな違いがあることが分かります。







まとめ

SUPは浮力のある大きなボードとパドルを使い、湖や穏やかな海でも楽しめるため、初心者や小さな子ども、シニアにも最適です。一方、サーフィンは小さなボードで波に乗るスポーツで、ある程度の体力と熟練した技術や波の知識などが必要です。

SUPには、クルージング・SUPヨガ・SUPサーフィン・リバーSUP・DOG SUPなど、多様な楽しみ方ができます。サーフィンは、波のスリルを味わうのが魅力ではないでしょうか。

いくつかの大きな違いはありますが、どちらもルールやマナーを守れば、安全に楽しめる素晴らしいスポーツだと思います!

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